よっしーの少量多品種で楽しむ家庭菜園

初心者から始めた少量多品種栽培の家庭菜園ブログです。 色々な品種、栽培方法に積極的チャレンジしていきます!

あいがも農法が気になる今日この頃

あいがも農法が気になる今日この頃

(今回の内容)

 

基本的に、米農家はやる気がなかったのだけど・・・

どうも、よっしーです!

今日で奇跡の四連投での記事投稿になります。連投は今日で一旦落ち着きそうですが。

今回は、「あいがも農法」について記事を書いてみたいと思います。

まず、大前提ですが、我が家には一応家の田んぼがありまして、現在本家の方に全部お願いして、家族で食べる分だけ米を頂いている状況です。

ただ、私の場合、これまで米農家については全くやる気がなく田植えや稲刈りなどお手伝いもしていない状況です。(本家には申し訳ないですが)

理由としては、例えば「やるだけ赤字」や「JAに搾取されている(JAの方ごめんなさい)」などの話しか聞いたことが無く、野菜農家には興味はあっても、米農家には一切興味が持てませんでした。

 

町内の若いメンバー(~50歳くらい)も親が米農家止めたら跡は継がない、やりたくないという意見が多いです。やるだけ赤字なら、普通はやりたくはならないですよね。全くもって同感でした。

 

そんな中、親が来年で米を作るのやめるという話が聞こえてきました。そして、息子さんは米農家はやりたくないから、跡はつがないとのことでした。今までは、全く同感という感想しかなかったのですが、いざ身近にせまってきたら、急に危機感のようなものが湧いてきました。

「本家で、米農家をやめたらどうするか?」

そんな問いがあと何年か先に待っているような気がしてきました。

そして、これが現在、どこの農村集落でも抱えている問題なんだと初めて実感が生まれました。

 

米農家、やるなら赤字は絶対嫌だ!

赤字は絶対嫌だ!

さて、仮にもし本家が米農家を引退することになり、跡を継がないかという話が出るとしたらどうしようか頭の中でぐるぐる考えました。

ただ、もし米農家をやるとしたら、

「赤字は絶対嫌だ!」

という気持ちだけは揺るぎません。

毎年赤字のまま惰性で家族や親せきのために米を作り続けるなんて、私の中では正直つまらなすぎると思い、やるからには絶対黒字経営をしてみせる!となぜか頭の中で妙な意気込みが出てきました。

 

米農家の収支はどんな感じか?

では、どうすれば利益は出るのだろう?と思い、まずは米農家の実態を調べてみることにしました。

ちなみに今年のJAの米の概算金はこの地域のブランド米で、11000円/60㎏(俵)を切っています。

10㎏あたりで、2000円もいかない金額です。お米ってこんなに安かったっけ?

と唖然としました。

ここでネットで検索した情報を元にざっくり試算してみると、

10a=1反あたりの収量を8俵=480㎏とします。

この際のコストを約8万円とします。

売上が11000円/俵×8俵/反=88000円/反となりますので、

この場合、8000円/反の利益が出ることになります。一応赤字ではないですね。

例えば、1haの田んぼを経営したとすると、8000円×10=8万円の利益となります。

やや大規模に10ha経営した場合、80万円の利益となります。

ちなみに大規模になると効率化等により、その分コストが削減され、反当り1万円ほど利益が増えるのですが、それでも利益は180万円程度であまりおいしさは感じられません。

現実には、10ha以上の規模で経営されている方であれば、なるべく自前での作業を増やし、コストを削減し、もっと利益を出していると思いますが、いかんせん売値が安すぎますね(JAさんごめんなさい)。まあ、消費者は安くお米が手に入るのでうれしいかもですが、その分農家の方が泣いているわけです。

 

どうすれば利益が出るのか?

では、どうすれば利益は出るのでしょうか?

利益を出すには、大きくは2つしかありません。

1つめは、「売り上げを大きくする」

2つめは、「コストを削減する」

商売の鉄則ですよね。そんなことはわかってるけど、しょうがないべ。と言いたい農家さんはたくさんおられると思います。

ただ、これらを徹底して追及して、実践しない限りは赤字または薄利からの脱却は難しいと思います。

米農家に限らず、商売で利益を上げている方は、必ずと言っていいほど他の人がやらない、やれないことを実践しています。

言うのは簡単、やるのは困難。それが世の常ですし、それに立ち向かわないと赤字構造からは脱却できないだろうと自分自身にも言い聞かせています。

 

自分は数年間だけ、インターネット関係で自営業をやっていたことがありますが、その時は半ば追い込まれて始めた形だったのですが、それが後々まで響いてしまった反省があります。

なので、今回はじっくりと事業計画を立てた上で、どうするか判断したいと考えています。

ただ、考えているうちに、しっかりと利益を出せる可能性が見えてきています。

その一つが「あいがも農法」なのですが、基本的な考え方の柱は以下になります。

「田んぼの持つ価値を最大限引き上げ、その価値を使い切る」

これは、仕事で出会った人から聞いた話を田んぼに置き換えたものです。

 

あいがも農法とは?

あいがも農法とは?

「あいがも農法」とは、簡単に言うと、あいがも(あひるとマガモの交配種)をたんぼに放ち、雑草や害虫を食べてもらったり、水中の攪拌効果による雑草防除、糞による施肥効果を狙ったものだと理解しています。

あいがもは、田植えの少し後に田んぼに放ち、稲穂が出て花が咲き始める頃に引き上げるそうです。ただ、あいがもは人工交配種であるため、勝手に野生に放つわけにはいきませんので、原則として食べることが前提となります。そのため、田んぼから引き上げ後に数か月飼育したのち食鳥処理しお肉にするわけです。

あいがも農法のメリット

あいがも農法のメリットとしては、うまくPRすれば高く米が売れることです。

また栽培期間中はあいがもがいますので農薬や化学肥料は使用しないため、慣行栽培のお米よりも格段に高く売れるポテンシャルを持っています。手間はかかりますが、有機JAS認証を受けられれば、有機栽培を大々的にアピールすることも可能です。

それと合わせて、農薬や化学肥料代も削減できますので「コスト削減」にもつながります。あいがものかわいいイメージは、SNSやユーチューブでの発信や集客にも向いている気がします。

あいがも農法のデメリット

あいがも農法のデメリットとしては、まず生き物を扱いますので、何かと手間がかかります。エサもうまく入手しないとエサ代が高くついてしまいます。

もちろんあいがもの雛も毎年購入する必要がありますので、毎年決まったコストはかかってきます。あいがもが高く売れれば良いのですが、協力してくれる食鳥処理場が近くにあるか、食鳥処理コストが見合うかなど課題もたくさんあります。

収量に関しても、熟練でもなければ、通常よりも1~2俵は少ないようなので、売値が安ければ、逆に利益が上がらなくなってしまいます。

また、個人で行う分には、大規模化も限度がありそうです。1反あたり10羽はあいがもが必要なようなので、1haでは、100羽のあいがもの管理が必要になりますので、普通にやっていたら、限度があるように思います。

逆に言うと、上記のようなデメリットを克服できれば、大きな利益を上げられる可能性も秘めていると思います。

特に「田んぼの価値を最大限上げる」に対する寄与は非常に大きいと思います。

「価値を使いきる」に関しては、構想はいくつかありますが、秘密です(^^;)

 

あいがも農法のお米はいくらで売られているか?

最後にあいがも農法のお米はどのくらいの価格で売られているか?ですが、以下のような例があります。


 

 

 

上の方が楽天で8,110円(送料無料)、下の方がAmazonで9,200円(送料無料)となっています。手元に入ってくるのが、6000円~7000円としても36,000円~42,000円/俵となり、先の概算金の3~4倍程度となります。

反収が1~2俵下がったとしても、手元に残る利益としてはかなり大きいと思います。

もちろん、自分で売ることになるので、保管やパッキングなどJAに出荷するよりは、コストも手間もかかるわけですが、手間を惜しんで利益が出ることはありえないので、楽して薄利か、手をかけて利益を出すかの選択になってくると思います。

 

こんな感じで想像していると楽しくなってくるのですが、まだまだ情報を調べてじっくりと事業計画を立てていきたいと思います。

米農家に向けて、他の情報も調べて記事にしていきたいと思います!

※あくまで、素人の皮算用なので、広い心で記事を見ていただけると幸いです。

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